この記事を書いた人

こんにちは、自己実現ラボの坪井一真です。私は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)資格を持つプロのコーチとしてビジネスパーソンやアスリートのコーチングに従事しています。

また、1日10時間の瞑想を10日間、誰とも話さずに行うヴィパッサナー瞑想を5回も経験し、個人的な瞑想時間は累計で4000時間以上

これらの経験から得た知識や洞察を基に、自己実現ラボではセルフアップデートをメインテーマに、読者がその日から変化できる内容をお届けしています。

□国際コーチ連盟認定資格 Professional Certified Coach(PCC)
□米国CTI認定CPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)

シードコミュニケーションズ代表取締役 坪井一真をフォローする

人間関係の断捨離をすると傷んだ心がめっちゃ快適になる理由

メンタルヘルス

坪井一真です。

今回の記事のテーマは人間関係の断捨離です。あなたは人間関係を大切にしすぎるあまり、必要以上ににストレスを溜めすぎていませんか?どうです?こころあたりありません?

私らは子供の頃から人間関係を大切にするようにって周りの大人たちから口をすっぱく言われて来ましたよね。

だから、ぼくらの無意識化では「人間関係は大切にしなければいけない」というモードに入ってしまってるんですよね。

この「~しなければいけない」という強固な思い込みに囚われてしまうと私らの心はまるで虫歯のようにストレスに蝕まれて行きます。

大切なのは今のあなたの気持ちなんです。

親友だったとか、恩義があるとか、一緒のコミュニティだからとか、あなたの今の気持ちとは一切関係ナッシングです。

もしもね。あなたが今、人間関係を続けていて疲れる人は断捨離してしまえばいいんです。部屋も断捨離をする事できれいさっぱり片付いて開放的な気持ちになりますよね。人間関係も同じなんです。人間関係の断捨離とはあなたの心の部屋をきれいさっぱりにしていく事なんです。

0.人間関係の断捨離に入る前の準備-ストレスケア

人間関係の断捨離に入るにはストレスケアをして心をフラットな状態にしていく事から始める事をお勧めします。この章では人間関係の断捨離に入る前の準備であるストレスケアについて書かれた記事を紹介させて頂きます。

ストレスコントロールについてのまとめ記事となります。
この記事を読むことでストレスのコントロール方法をマスター出来るようになります。

この記事ではさまざまなストレスの対処法についてお伝えしています。
いやな気持ちを根本から改善していくための記事となっています。

劣等感を持ち続け、自らを蔑み続けていてはストレスは抑圧され続け心にも身体にも害を与えてしまいます。
そんな抑圧されたストレスを解放する方法についての記事となっています。

仕事の人間関係は私たちの生活の大半を占めているとても重要なものです。
だからこそ、めんどくさい人間関係のストレス軽減法を知る事が長い目で見て大切なのです。
そんなストレス軽減法についての記事となります。

改善できる人間関係はあえて断捨離をするまでもありません。
こちらの意識次第で改善出来る人間関係は少なくありません。
そんな人間関係の改善法についてお伝えしています。

怒りのコントロールを可能としていく記事となっております。
怒りを意図的に沈めて行く事が出来る事でいついかなる時でも冷静さを保てるようになのため、ストレスに首を絞められる事がなくなっていきます。

とっても強力なイライラはため込んでしまうと負のエネルギーが全身に流れ込み身も心もボロボロになってしまいます。
そんなイライラを抑える処方箋を紹介しています。

この記事ではありのままの自分を認める事で自分に自信をつけていくための方法について具体的にお伝えしています。

私たちの頭の中で思考が無意識的に会話している状態を認知行動療法では自動思考といいます。
この自動思考の大半はネガティブな思考で占拠されているため、私たちの心に影響を及ぼしてしまうのです。
この記事ではそんな自動思考の対処法についてお伝えしています。

Ⅰ.人間関係の断捨離とは?

もともと断捨離って言葉はヨガの「断行」「捨行」「離行」を応用したコンセプトだと言われているんですね。
めっちゃ簡単に言うといろんなことを手放すと心が楽になりまっせって事ですね。

この章では人間関係に置き換えた断捨離について説明していきましょう。

断:新たに出会う不要な人間関係を断つ

捨:今のあなたにとって不要な人間関係を捨てる

離:コミュニティから離れる

それぞれについて詳しく伝えて行きますね。

断 あなたにとって不要な人をシャットアウト

新たなコミュニティで、新たな職場で、新たな生活環境で私たちは人と出会いを重ねて行きますよね。
その中にはあなたの価値観にぴったりとあう人たちもいるかも知れませんし、あなたとまったく価値観のあわない人たちもいるかも知れません。

人間関係の断捨離の断の部分はあなたにとって新たに出会う不要な人間関係は断って行きましょってことです。

人間関係の9割以上は第一印象の直感に左右されます。
あなたにとって第一印象で直感的にこの人とは合わないなと感じた場合はほぼ100%当たっているといっても過言ではありません。

直感を信じ、あなたにとって無駄な人間関係を断つ事が出来るとあなたの心のスペースにはいつも余裕が出来ることでしょう。

でも、あなたは「あわない相手が転職先の上司とかだったらどうするの?」と思っているかも知れませんね。
確かに、あなたと合わなくても環境的に接点を持ち続けなくてはいけない人もいますよね。

ようはあなたと新たに出会う人たちであなたと合わない人たちは下記の2つに分類されるという事ですね。

  1. あなたと接点を持ち続ける必要がない人
  2. あなたと接点を持ち続ける人

ではそれぞれの断捨離方法について見て行きましょう。

1.あなたと接点を持ち続ける必要がない人

このような人たちは物理的にも精神的にも距離を取ってしまう事をおすすめします。

もしも、あなたがこのような人たちに一方的に気に入られてしまった場合はどうでしょう?
その場合はきちんと深く付き合うつもりはないという事を相手に知らせてしまいましょう。

確かに何も言わずに疎遠になった方があなたにとって楽な道かも知れません。
しかし、相手にいいにくい事を伝える事を意識的に行う事であなたは断るという能力を手に入れる事が出来るのです。

不要な人間関係はいつでもあなた次第でシャットアウトする事が出来るようになると、下手に気を使うような無駄なストレスに悩まされなくて済みます。

とはいえハードルが高いという人は練習として小さなNOを伝えて行く事を日々の生活で心掛けて見て下さい。
これを継続するだけであなたの時間はあなた自身でコントロールする事が出来るようになって行きます。

2.あなたと接点を持ち続ける人

はい。ではここからが本番ですね。
あなたと合わないのに接点を持ち続けなくてはいけない人をどのように断つか?

さっき紹介したように深く付き合うつもりはないなんて言えませんよね。
ではどうするか?

まずはあなたならどう考えますか?

少し時間をとって考えて見て下さい。

はい。
じっくりと考えていただけましたか?
どうでした?

では、ここからは私はこうしているという事を伝えさせて頂きますね。
私の場合はこのような人たちには表面的には無難に接しますが心のシャッターはピシャッと締め切ってしまいます。
あくまでイメージ的にですけどね。

「なにがあってもこの人たちは自分の心の中には立ち入らせないぞ」って決意を自分の中で明確に持つんですよね。
「玄関前での立ち話なら付き合うが、家の敷居は跨がせないぞ」って確固たる決意です。

こうするだけでもあなたの心は守られていくんです。
だって、こんな感じできちんと心に境界線を設けると、あなたが心をゆるして悩みを打ち明けたり、なにか使用で頼みごとをする事もありませんよね。

あくまで、ビジネステイクな関係ですよって事があなたの行動から伝わり距離を縮めてこられる事がなくなります。

ポイントは敵対視ではなく、ビジネステイクな関係性を維持する事です。

捨 その人間関係ってあなたにとって本当に必要?

ここでひとつあなたに質問があります。
出来れば紙を用意して質問の答えを書き出してみて下さい。

今のあなたにとってなんの制約もなければ断捨離したい人たちは誰ですか?

何人でも構いませんので思う限り書き出してみて下さい。
じっくりと書き出してから次に進んでいきましょう。

いかがですか?書き終わりましたか?

では、先に進んで行きましょう。

今の質問の中に「なんの制約もなければ」とつけたのには理由があります。
それはあなたが「これまでの関係性」に縛られないようにするためです。

「肉親だから違うな」とか「親友だから違うな」と消去法で考えていては本当にあなたが断捨離すべき人たちが分からなくなってしまうからです。

大切なのは今のあなたの気持ち

冒頭でもお伝えしましたよね。
大切なのはあなたの今の気持ちだって。
今あなたは本音ベースでどういう人たちを断捨離して行きたいんですか?

その人たちを断捨離出来ればあなたはどのような気持ちになりますか?

この質問もじっくり考えて見て下さい。

この場合大きく分けて下記の2つになります。

  1. 肉親
  2. 他人

では、それぞれの対処法を見て行きましょう。

1.あなたが断捨離したい人間関係が肉親の場合

もしも、答えが両親やパートナーだとしたらいきなり関係を断つなんて難しいですよね。
その場合は物理的な距離を空けてみる事をおすすめします。

  • 両親と同居している場合はべつべつに暮らす
  • バートナーと同じ寝室の場合、寝室を別々にする

などです。もちろん環境的に無理だという方もいるかもしれませんね。
ここで大切な事は今のあなたの気持ちを尊重する事です。

なので、物理的に難しいなら先ほどの章で伝えたように、心理的に境界線を引いてみるのもありです。
「そんな事をして相手がどう思うか?」なんて理由で悩むのはナンセンス。

人に気を使い過ぎて自分を痛めつけていては巡り巡って結局は自分も関わる人をも傷つける事になってしまいます。

人間関係の断捨離でなによりも大切なのは今のあなたの気持ちを汲んであげる事。
なによりもあなたがあなたにやさしく接する事が大切なんです。

あなたがあなたにやさしく出来れば、それは巡り巡ってあなたにも周囲の人たちにも返ってくるのです。
なぜなら、あなたの心に余裕が出来るのですから。

その上で、大人としてきちんと相手に対して距離を置きたいという事を伝えて行く事が大切なんです。
余裕のない心では何事もうまく行きません。なによりもあなたの心に余裕をつくる事が必要なんです。

2.あなたが断捨離したい人間関係が他人の場合

かつての親友やあなたの恩人などももしかしたら今のあなたの本音では断捨離したい相手かも知れません。
こういう関係の人たちは理性では「人間関係は大切にしなければならない」とは思いつつだらだら付き合いを続けている可能性が高いです。

どうして過去に仲の良かった人や恩人が今のあなたにとって断捨離したい人間関係になってしまったのでしょう?

いくつか理由はありますが、それはあなたも彼らも昔とは価値観や考え方が変わったからです。

当然と言えば当然ですよね。
人は環境や出会いで常に変わり続けているんですから。
だから、いまのあなたと彼らの価値観が合わなくなってしまったのなら、それは仕方のない事なんです。

無理に関係性を継続させるよりも、交友関係を断ってしまう方がはるかにあなたにとってストレスの少なくなる道なら思い切って断捨離をしてみて下さい。

このような人たちは関係を捨てる覚悟さえあれば簡単に断捨離出来ます。

なにも憎くて関係を断つわけではありません。
今のあなたにとって、また今の彼らにとって関係を継続する事が好ましくないから断捨離するだけなのですから。

ほら、結婚式でもらういらない引き出物とかあるじゃないですか。
捨てたくてもなんか捨てるの悪いなっていう罪悪感。友人関係の断捨離はこういう罪悪感が付き物です。
でもね。いざ断捨離して見ると案外さっぱりするんですよね。

だって、あなたが居心地悪いと思ってるって事は相手もそう思ってるんですから。
でも、結婚式の引き出物を捨てる時のような罪悪感に縛られているとなかなか関係を切るなんて出来ないんですよね。

だから、あなたが相手に変わって不要な人間関係を断捨離してあげる事は双方にとってwin-winなんです。

離 コミュニティから離れる

私はこの断捨離方法を好んで使います。

自分にあったコミュニティって居心地いいじゃないですか。
でも、自分の価値観や考え方が変わった時にコミュニティの価値観や考え方と合わなくなる時がありますよね。
前までの私はそういう状況下では無理して自分の価値観を押し殺し周囲に合わせていました。

でも、そういう風に自分を偽り続けていると結局は自分自身にストレスとなって跳ね返ってきてしまうんですよね。

だから、自分の気持ちや価値観が変わった時は自信が成長したのだなと捉え、その時点で過去の自分には居心地がよかったけれども、いまの時分にとっては居心地の悪いコミュニティは抜けるようにしています。

そうする事で周囲にあわして自分自身を押し殺す事がなくなってきました。
なによりも自分自身を大切に出来るんです。

あなたは現在居心地の悪いコミュニティに所属し続けるために自分自身を偽っていませんか?

もし、それでストレスを抱えているのであれば、それはあなたが大きく成長したのかも知れません。
今のあなたに合うコミュニティは必ずあります。
今のコミュニティと円満に分かれて新たな道を歩まれてはいかがでしょうか?

もしも、コミュニティを抜けたいけど仕事を辞めるわけにはいかないという方には、コツコツとネット起業していく方法をおすすめします。
煩わしい人間関係から解放されるには自分でビジネスをしていくのが一番精神的に楽になります。

下記の記事には私のビジネスのノウハウについて詳しくお伝えさせて頂いておりますので、ぜひご覧くださいね。

Ⅱ.人間関係の断捨離の効果

この章では簡潔に人間関係における断捨離の効果についてお伝えして行きますね。

自分を大切に出来る

自分の気持ちを偽る事がなくなるので、自分自身の価値観や考え方をとても尊重出来るようになります。
結果として自分自身の心の余裕に繋がります。

ストレスが減る

自分にとって必要のない人間関係に煩わされる必要がなくなるので人間関係の無駄なストレスから解放されるようになります。

心の境界線を守れる

自分の心の大切な部分にずかずか入って来るような人がいなくなった事で精神的にもとても楽になりイライラする事が少なくなってきます。

高みに行ける

人間関係の断捨離をする事で心の空いたスペースにいまの自分に必要な人たちが入って来る余裕が出来ます。
人間関係を断捨離する事で出来たスペースに新たに必要な人間関係を入れる事が出来るという事ですね。

Ⅲ.疲れ果てていた心が日々ゆたかになる人間関係の断捨離法

あなたは人間関係の断捨離を定期的にしていますか?
私は人間関係の断捨離を定期的にしているためその時点でいまの自分にあった人たちに囲まれています。

「人間関係を断捨離するなんてなんて人なの。信じられない。」と思う方もいるでしょうね。
でも、結果的に我慢して自分に合わない人間関係を継続するよりも、人間関係を定期的に断捨離していった方がはるかに自分にもやさしく、人にもやさしい方法なんです。

だって、いやな人間関係を我慢してストレスがたまり、周囲にストレスをまき散らしていたら誰も得をしないですよね。
異臭を放つ汚い部屋に人は呼べませんよね。
それと同じく人間関係の断捨離が出来ていない人の心の中は悪臭で満ち満ちています。

それよりも、自分のベクトルにあった人たちと過ごしている方がどのくらい幸せでしょう?
清潔感があってさわやかな部屋だったらいくらでも人を呼べると思いませんか?

人間関係の断捨離をすることで、部屋の断捨離と同じく捨てたもの以上の見返りがあるのです。
心が豊かになることで精神的に余裕が出来たり、ストレスが減ったり、イマジネーションが湧いたり、活動的になったり、新たな人間関係をスタートさせることが出来たりと・・・

アドラー心理学のアドラー博士は「人間の悩みはすべて人間関係にある」と言っています。
ということは人間関係の断捨離をすることであなたの悩みは確実に減少していくということなんです。

ということで、今回の記事は人間関係の断捨離の素晴らしさを、お話しさせて頂きますね。

1.人間関係の断捨離が必要な4つの理由

この章では人間関係に断捨離が必要な理由について説明して行きます。

①ドリームキラーの存在

ドリームキラーとは文字通り、あなたの夢を殺して行く存在です。
大半は敵ではなく、あなたの味方だと認識している人たちなので、とてもやっかいな存在です。

例えば、あなたが今から独立をすると決心したと考えて見て下さい。
あなたの頭の中ではしっかりとリスクを見据え、どのようにビジネスをして行くかが見えていたとしてもドリームキラーはあなたの決断を止めて来ます。

  • 起業の成功確率は高くない
  • 安定した道をすててもいいことはない
  • 今後苦労するだけだからやめておいた方がいい
  • 人生を棒に振るうのか
  • 今は夢中になり過ぎて時世が見えていないんだよ

などなど。

身内や近しい友人たちほどあなたを心配してドリームキラーになっていく可能性が高いんです。
折角、あなたが意気揚々と歩をすすめようとしてもドリームキラーの存在によって歩みを止められてしまうのです。

ですから断捨離をして自分の意欲を引き下げないようにしていくことが大切なのです。
とはいえ、「身内をどのように断捨離するの?」とお考えの方もいるでしょう。その方法は後程お伝えしますね。

離婚をするとか、親子の縁を切るとかそこまでしなくても大丈夫ですからご安心を^^

②同調圧力の呪縛

同調圧力とは簡単にお伝えすると、暗黙の内に周囲に合わせて行かないといけないルールが出来上がってることを言います。

同調圧力の呪縛に縛られてしまうと、周囲から少しでも浮いてしまわないようにするため、想像を絶する気苦労が出てきてしまいます。

私の友人に塾の経営者の人がいるのですが、その人から聞いた話でこんな話がありました。

塾で100点を取った子供がいたらしいのですが、100点を取ったことをみんなには内緒にしておいてほしいとのこと。
不思議に思った先生が理由を聞いたら、100点を取ってみんなよりも目立ってしまうことに恐怖を感じていたのです。

子供ながらにその子はみんなと一緒でなければという同調圧力に縛られていたのです。
子供の社会ですらそうなのですから、大人の同調圧力の呪縛は想像を絶するものです。

同調圧力の呪縛を断ち切る最善の方法こそが人間関係の断捨離なのです。

③課題の分離が出来ない人たち

アドラー心理学ではあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に踏み込むこと、あるいは自分の課題に土足で踏みこまれることによって引き起こされると説いています。

例えば、あなたが悩んでいる問題に対して友人が聞いてもいないのに、アドバイスのバーゲンセールをしてきたらあなたはどのように感じるでしょうか?

きっと気分は害されるでしょう。
これは友人があなたの課題に勝手に土足で足を踏み入れて来たからこそ感じる違和感です。

私たちプロのコーチが行っているコーチングでは課題の分離を徹底します。
クライアントの課題を尊重し、クライアントの課題を奪ってしまわないように細心の注意を払って行きます。

これにより、自分の課題を尊重されたクライアントはコーチの問いを通して自らの課題と真剣に対峙し成長を遂げて行くのです。

課題の分離が出来ない人たちといると、双方にとって有害です。
自分の課題を奪われるストレスに苦しみ、相手は相手で思い通りにならないあなたにストレスを抱きます。

このような関係性は健全な関係ではありません。
そのような関係性に終止符を打つためにも人間関係の断捨離は役立ちます。

④居心地のいいコンフォートゾーン

コンフォートゾーンとは居心地のいい場所を指します。
私たちはこの居心地のいい場所に異常に執着を持ってしまっているのです。

例えば、あなたが禁酒をしたとしましょう。
例え数日の間、家で晩酌を控えることが出来たとしても、周囲から飲みの誘いがあればどうでしょう?
あなたの意志とは裏腹に身体は流されるまま飲みの席へ。。。
なんてことが簡単に想像つくのではないでしょうか?

あなたが変わろうと思っていても、周囲が心地良い場だと周囲に流され、現状に。。。
これではいつまでたってもあなた自身がステップアップして行くことは難しいでしょう。

こんなときこそ人間関係の断捨離が必要です。
なにも、禁酒のために人間関係の断捨離までする必要はないかも知れませんが、これが転職や起業ならどうでしょう?

居心地のいい環境に身を置き続けては前に進んでいけませんよね。
そういう時にこそ必要なのです。

2.人間関係の2つの断捨離方法

この章では人間関係の断捨離の具体的な方法について言及して行きますね。
人間関係の断捨離には下記の2種類があります。

  1. 物理的距離を置く
  2. 精神的な距離を置く

さっそくそれぞれの方法についてみて行きましょう。

①物理的な距離を置く人間関係の断捨離

物理的な距離を置く人間関係の断捨離方法は簡単です。

  • 思い切ってグループから抜ける
  • もうお互い関わらないようにしようと伝える
  • 連絡先の削除
  • こちらへの連絡を取れないようにする

まだまだあげればきりはありませんが、一時的にしろ、永久にしろこのように物理的な距離を置くことが人間関係の断捨離でとても大切なことなのです。

こうすることであなたの心のスペースがしっかりと広がっていくのです。

②精神的な距離を置く人間関係の断捨離

精神的な距離を置く人間関係の断捨離方法です。
これは親族や身近な人に有効な方法です。

  1. 心のシャッターを閉める
  2. 心の境界線をしっかりと引く

以上の2点です。両方とも課題の分離に関係しています。

1.心のシャッターを閉める

心のシャッターを閉めるとは、苦手な上司などに笑顔で接しながらも、いっさい心を開かないようにして心を守って行く方法です。
課題の分離が出来ない上司に「このくそ豚が!酢豚になっちまえ!」などと思いながら、理性的に反応して行くのです。

そうすることで、あなたの心の器にはしっかりと蓋がされ心が傷つかずに済むようになって行きます。
物理的には断捨離出来ないけど心はしっかりと離しておくということですね。

2.心の境界線をしっかりと引く

心の境界線を引くとはしっかりと相手に対して自分の課題に踏み込まないように伝えることです。
そして、あなたも相手の課題に踏み込まないようにすることです。

では実際に相手の課題に踏み込まない方法とはどのような方法なのでしょうか?
それはしっかりと相手に対してNOを伝えて行くことです。

「自分の境界線はここまでだからここからは踏み込まないでね。」と、相手に対して理性的に伝えることが大切です。

まとめ

あなたがステップアップを図ろうとした時に急に周囲の人間関係に違和感が生じる時などがあったとしたら、それは人間関係の断捨離を必要としている心からのシグナルかも知れません。
あなたの心に意識を向けて無駄なスペースが出来ていないがチェックしてみて下さい。

また、恩人や世話になった人でもいまのあなたにとって重荷となっている人もいるかも知れません。
そのような人たちもあなたにとって必要であれば断捨離をおすすめします。

過去に世話になったからといってその人たちに縛られて生きてしまっている人の生きづらさは見ていて痛々しいものがあります。
過去のことはきちんと感謝を持ちつつ、あなたの選択権はあなたが決めることが大切なのです。

それこそが他者に選択権をゆだねない。
ゆだねさせないという課題の分離にとって大切なことです。

人間関係の断捨離の目的はまずはあなたが楽になることです。
この機会にあなたの心にゆとりを取り戻してはいかがてしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました