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こんにちは、自己実現ラボの坪井一真です。私は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)資格を持つプロのコーチとしてビジネスパーソンやアスリートのコーチングに従事しています。

また、1日10時間の瞑想を10日間、誰とも話さずに行うヴィパッサナー瞑想を5回も経験し、個人的な瞑想時間は累計で4000時間以上

これらの経験から得た知識や洞察を基に、自己実現ラボではセルフアップデートをメインテーマに、読者がその日から変化できる内容をお届けしています。

□国際コーチ連盟認定資格 Professional Certified Coach(PCC)
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仕事の人間関係がめんどくさいあなたへ贈るストレス軽減法

仕事の人間関係がめんどくさいあなたへ贈るストレス軽減法 メンタルヘルス

日曜日のサザエさんのエンディング曲を聞いただけで胃がきりきり痛くなるというサザエさん症候群。月曜日の朝が苦痛でしかたがないというブルーマンデー症候群。

これらの症候群は仕事へ行きたくないという憂鬱な気持ちが大きくなって表れて来るんですって。

しかも、これらの症候群は誰にでもかかる可能性があるらしいですよ。もしかしたら、あなたもこれらの症候群にかかっているんじゃないですか?

今回の記事ではそんな仕事の人間関係のめんどくさいストレスを軽減する方法をお伝えさせて頂きますね。

Ⅰ.仕事の人間関係に疲れた人の対処法

仕事へ行きたくない理由の大半は人間関係にあります。(`・ω・´)キリッ

だって怒ることだけが唯一の取り柄の上司に、内面の悪さが顔面から異臭を放っているようなお局。お偉いさんおべっか使いでしかない同僚。どうしようもない人間関係の縮図みたいな職場にいるのはあなただけではありません。

組織にいるとこういうコレステロールみたいな人たちは絶対いますもんね。私もサラリーマンを経験していたのでいたいほどわかります。余分な脂肪分は本当にどうしようもないですよね(怒)

この章ではそんな仕事の人間関係に疲れた人の対処法をお伝えしていきますね。

1.ストレスの元、同調圧力の対処法

同調圧力(どうちょうあつりょく 英: Peer pressure)とは、地域共同体や職場などある特定のピアグループ(英: Peer group )において意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせることを強制することを指す。同調圧力 – Wikipedia

組織のようにね。閉鎖された所ってこういう同調圧力出やすいんですよね。特に私ら日本人にはDNAに刷り込まれていますもんね。みんなと同じでなければいけないみたいな価値観が。みんなってだれやねん!って感じですが。。。

一度や二度ならまだしも多数派の意見しか通らない状態では、自分の意見が少数派だった場合、周りに合わせなければとか、違う意見を言ってハブられたらどうしようとか、余計なストレスがかかってしまいますよね。

私ら日本人って声の大きい人に周りが賛同する性質があるから、中心人物の影響下に入らざるを得ません。こうなってくると、グループに所属しているだけで気分が滅入って来ますよね。

疲れるならコミュニティを抜ける

そんなやっかいな同調圧力の効果的な解消方法はスパッとグループから離れる事です。

お友達グループや、なんだかずっと一緒にいるグループであれば思い切って去っていくととても楽になりますよ。私自身、グループを去った瞬間に気持ちがとても晴れ渡り、今までの心労がウソだったような経験がありますもん。

いやなら辞めたっていいんだよ人間だもの

あとね。仕事の人間関係いやだったら仕事なんて辞めちゃってもいいんです。こんな仕事こっちから願い下げだってね。

もっとあなたを大切にしてあげて下さいね。仕事に所属し続けるなんてことよりも、あなたがあなたを大切にしていく事の方が長い人生はるかに大切なことなんですから。

こんなこと、言えるのも、私も仕事の人間関係で腹がたってスパッと辞めた時があるからです。今思い返すと、あの時辞めておいてよかったですよ。

関連記事

人に話を聞いてもらう

とはいえ、そこまで割り切れない人は相談できる相手を見つけて話を聞いてもらうだけでもかなりストレスが軽減されます。そういう人がいない人はコーチをつけるのもいいですよ。

2.嫌な相手への対処法

同調圧力では集団への対処法を伝えて行きましたが、ここでは特定の個人に対しての対処法をお話して行きます。 あなたが考えるだけでいやな人。そういう人に対しての対処法についてですね。

①箱を開く

自分の小さな「箱」から脱出する方法という本では人が心を閉ざすことを箱に入ると表現しています。相手が嫌な人間だと思うと人は箱に入るんです。それを察知した相手も箱に入った人間に対して箱に入ってしまう様になるんですって。

お互いが心を閉ざしてしまうという事ですね。ひとりが箱に入ってしまうと、どんなに繕おうとそれは相手に察知されてしまうんですから、人間の察する力って侮れませんよね。言葉に出さずとも相手に対してどう思ってるかが伝わってしまうんですから。

多分、あなたも経験ありますよね。相手に対して嫌いだって事を出さないように心掛けて話をしても終始微妙な空気感に支配されてしまった後味の悪い経験が。

とはいえ、心を閉ざした相手に対して箱を開くのは並大抵のことではありませんよね。思い出しただけで虫唾が走るような相手には尚更ですよね。では、どうしたらいいのでしょうか?

それは、「自分は本当に正しいのだろうか?」という問いを自分に問いかけて見ることだそうなんです。

自分は本当に正しいのだろうか?

「自分は本当に正しいのだろうか?」この問いを自分に問いかけることで、冷静に自分自身を判断する事が出来るようになります。

まっ当然と言えば当然です。この問いを投げる事で自分を客観的に観察する事が出来るんですから。相手との関係は相手だけがすべて悪いのか?自分にも非があるのではないか?など 主観に凝り固まっている時には見えない盲点に気付きやすくなるんですよね。

相手を、尊重すべき人格をもった人間であると認識した時、人は箱から出ることが出来るとこの本では解いています。

いやー。これは使えますよ。

「あいつ憎し」だけだと怒りのパワーで見えるものも見えなくなってしまいますしね。怒りのパワーに冷水をかけるような感じといえば分かりやすいかもですね。

私はひとりのコーチとしてこの「自分は本当に正しいのだろうか?」という問いはとても深く考えさせられる問いだと感じています。奥が深いんですよ。この問いは。私はむかつく相手に対しては極力この質問を考えるようにしています。効果は高いですよ。

もし、あなたが箱に入っているなと感じる人に対して、一度この問いを試して見てはいかがでしょうか?

ずっと閉まっていた箱がパッと開くかもしれません。 おすすめの本ですよ。

②話を聞く

話を聞く技術は人間関係を確実に良好にします。自分の話を真剣に聞いてもらって悪い気持ちがする人なんていませんしね。もしも、あなたが苦手意識がある人に対して話を聞く技術を使ったとしたら、もしかしたら関係は改善してくるかも知れませんよね。

少なからず確実に相手からのあなたの評価は変わって来るでしょう。イコール相手からのあなたへ対しての接し方も大きく変化してくる可能性も高まるかも知れません。

苦手だと思っていた相手の方からあなたを信頼してきたとしたらどうでしょう?2人の関係は多少なりとも変わると思いませんか?

③笑顔を心掛ける

相手に対して苦手意識を持っていると自然と態度にも表れてきてしまいますよね。

特に、表情に。あなたが苦手な人に対して発信する表情は必ず相手に伝わってしまいます。リンゴを落としたら必ず地面に落ちるように、もはやこれは法則なんです。

自分が嫌われていると知った相手の心持ちは穏やかではないはずですよね。当然、相手から何かしらの手痛い仕打ちが来てもおかしくありません。 怖い怖い。。。

こうなってしまうと、まるでラリーのようにネガティブな感情の応酬に陥ってしまいます。こんな状態にならたいためにも、苦手な人に対して笑顔で接することを心掛けてみることって案外有効なんですよ。

最近の研究では作り笑いでも周囲に対してポジティブな反応をもたらすそうです。ネガティブな連鎖にならないためにも笑顔を心掛ける習慣を持つ事はおすすめです。

④どうしてもむかつく人間には喝を入れる

ここまでが性善説。こういう対処ほう出来るって人として優れてますよね。でも、もっとドロッとした解決策もあるんです。

私の場合、当時のむかつく男の先輩におもくそ怒鳴りつけてやったら、号泣させてしまいましたもん。ぐちぐちぐちぐちとねちっこかったんで、思いっきし机殴って「調子こいてるとこの拳をお前の顔面にめり込ますぞー!!!」ってね。

その後、机を殴った拳の小指の所ぶち折れてました(笑)

それで立場が逆転してめっちゃ気を使ってくれるようになりましたもん。なんだかんだ言っても人間って恐怖に弱いんですよね。

むかつく人間とは戦う。これ最強です。でもね。出来る限りは理性的に解決して行きたいですよね。特に仕事の人間関係ではね^^あのあとの周囲の目はなかなかでしたもん。いい人キャラで通してたのに。キャラの崩壊は免れませんでした^^

次は暴力に訴えない自分の気持ちの対処法についてお伝えしますね(笑)

Ⅱ.仕事の人間関係で生じるストレスへの対処法

この章では仕事の人間関係で生じた嫌な気持ちの対処法について見て行きましょう。暴力に訴えるとか人として最低ですしね(笑)

1.瞑想

瞑想はなんといっても人間関係のストレスに効果的です。私自身、瞑想を毎日行い続けるようになってから人間関係のストレスが劇的に減って来ました。瞑想を行ってからはむかつく相手に対しても暴力に訴えることなんてなくなりましたからね^^

特に仕事は生活の3分の2をともに過ごす場所。ここで生じるストレスを軽減出来れば生活はとても楽になる事間違いなしです。

瞑想の効果については下記の記事をご覧下さい。私なんて瞑想のおかげで心穏やかになりましたしね。仕事の人間関係の向上に必ずいい効果をもたらす事請け合いです。

2.趣味を充実

休日たまったストレスを軽減しようと家でゴロゴロしていても、ストレスは発散されません。あっという間に休日が過ぎ、またサザエさん症候群からのブルーマンデーコンボへ。。。

そうならないためには休日を趣味で充実させることが有効なんですよ。

カリフォルニア大学の研究チームが115人の被験者に3日間にわたり身体と心の反応を調べて明らかになったことがあります。それは、趣味に没頭している被験者は楽しいと感じ、同時に脈拍も落ち着く傾向があったというデータです。

しかも、趣味に没頭し終わったあと数時間も効果が続いていたそうです。

大切な休日だからこそ趣味に没頭してあなたのたまったストレスを洗い流してみてはいかがでしょうか?

3.仕事を辞めたいなら天職を探す

あなたはリフレーミングをご存知ですか?簡単にいうと、解釈を自分の都合のいいように変えるという方法です。

例えば、コップに水が半分入っていて、「半分しかない」と思ったとしたら、「半分もある」と解釈を自分のいいように変えて行くといった感じですね。ポジティブに。

仕事の人間関係が嫌でストレスがたまるなら、これはちょうど仕事を変えるタイミングなんだと自分のいいように解釈を変え、あなたにあった転職を探してみてはどうでしょうか?

仕事の業務があなたが本当にしたいことであれば、多少の人間関係のめんどくささがあったとしても仕事は楽しいはずです。しかし、人間関係がめんどくさいから行きたくなくなるような仕事は天職とは言い切れませんよね。

実はあなたに合った天職があなたを待っていてくれているのかも知れません。

さいごに

今回の記事では仕事の人間関係のめんどくささを解消するための方法をお伝えさせて頂きました。

仕事は人生の多くを費やす場所。そこでもたらされるストレスは小さくはありませんよね。それはなによりもあなたがよくご存じのはず。

特に仕事の人間関係のストレスは延々と尾を引くのでやっかいです。

あなた独自のストレス軽減法を持つ事で、ため込み続ける辛さから解放されることを願っています。仕事の人間関係のストレスが解消されて行くと、心身ともに元気になりサザエさん症候群も、ブルーマンデー症候群も次第となくなっていくことでしょう。

あなたが素晴らしい仕事生活を送れる事を願っていますね。

関連記事として下記の記事も併せてご参照下さい。

職場の人間関係を改善し急速にストレスから解放される方法

2017年4月27日追記

Ⅲ.息苦しい人間関係のストレスを克服する4つのステップ

なんとなく馬が合わない。会話がかみ合わない。話をしてもいつも不機嫌にさせてしまう。

このように理由はわからないけれどもなんとなく苦手意識を持った人ってきっとあなたの周囲にもいらっしゃるのではないでしょうか?

一度、苦手意識が出来てしまうと積極的にかかわる事を無意識的に避けてしまうのが人間の心理というものです。

そうなると、相手にもその微妙なニュアンスは確実に伝わってしまうものです。結果的に、相手もあなたの事を無意識的に避け始めてしまいます。

あなたも苦手、相手も苦手という苦手スパイラルに突入してしまうという事ですね。

人には投影の心理というものが存在します。あなたが相手に対して接する態度がそのまま相手からあなたに帰って来る態度になるという事です。

相手に苦手意識を持つと、必ずその相手も苦手意識をあなたに持ってしまうという事ですね。ということは、あなたが苦手意識を意図的に克服する事が出来れば、相手のあなたに対しての苦手意識も変化していく事になって来ますよね。

この章では人に対しての苦手意識を取り除いた上で信頼関係を新たに築いていく方法をお伝えさせていただきます。

1.苦手意識は思い込みから作られる

あなたが苦手意識を持っている人を思い描いて見てください。初めから苦手意識を持っていたのかも知れませんし、ある程度その人の人となりを知ってから苦手意識を持つようになったのかも知れませんね。

いづれにしても、苦手意識を持っているということは、あなたがその人に対して持っている思い込みに縛られているという事になります。

  • こういうタイプの人は自分とは合わないな
  • 話をするといつも相手の表情が曇るということは苦手だと思われているんだな
  • なんとなくいつも距離を感じてしまうんだよなetc

もしも、あなたが相手に対してこのような考えを持ってしまっていたら、それはすべて思い込みです。相手の態度に違和感を感じているのであれば、相手はあなたの態度を無意識的に投影しているだけなのです。

あなたが相手に対しての思い込みを頭の中で作る事で、あなたは無意識的に相手に対して腰が引けてしまうため、相手もあなたの態度を投影してしまうという事ですね。

嫌われているから。苦手意識を持たれているから。ではなく、あなたが思い込みに囚われてしまっているから距離を感じてしまうという事なんです。

あなたの腰が引けてしまうと、相手も腰が引けてしまうという事ですね。

2.思い込みと事実を分ける

あなたが見ている世界はあなたの思い込みというフィルターを通して形作られています。私達は現実の世界を生きているようで、実は自分の思い込みの中で生きてしまっているといっても過言ではないわけです。

しかし、思い込みは思い込み、事実は事実と分けて考える習慣を持つようになると世界の見え方は大きく変わって行きます。

苦手意識を持っている人に対して、「この人に苦手意識を持たれているから、いつまでたっても挨拶程度しかできない関係なんだ。」という思い込みを持っていたら、いつまでたっても距離は縮まらないでしょう。

一方、事実で考えるとどうでしょう。「いつまでたっても挨拶程度しかできない関係だな。自分の態度が投影されている可能性があるのかも知れない。」と認識することが出来るかも知れません。

相手ではなく、自分に非があるのかもしれないと考える事が出来れば、対応策を講じる事も可能ですよね。思い込みに縛られふさぎ込むことしか出来ないよりもはるかに建設的ではないでしょうか。

相手に苦手意識を持たれているかどうかは本心を聞いて見るしか事実はわかりません。思い込みに縛られて相手にどう思われているかを判断しても、それは事実ではありません。

そのような事に心労をさくのであれば、あなたが今持っている相手に対しての苦手意識を克服していく事に力を注いだ方がどっちみち得ですよね。なぜなら、あなたが持っている苦手意識が克服されれば、少なからず相手にとって大きなインパクトがあるのですから。

3.1人の人間として尊重する

苦手意識を克服するには相手を1人の人間として尊重して接する事です。思い込みに縛られていては相手を1人の人間として尊重して接する事は出来ません。

無意識的に避けてしまうという事は、相手に対して意志や感情がないものとして接しているのと変わりません。その他多くの風景の一部として扱ってしまっているという事ですね。

相手を1人の人間として尊重して接するという事は相手の話に耳を傾ける姿勢を持つという事です。

①doingとbeing

コーチング用語でdoingとbeingという言葉があります。doingは「何をするか」、beingは「どうあるか」という意味です。簡単に言うと、doingはその人の行為や行動、beingはその人の心の在り方を表しています。

苦手意識を持っている人に対してあなたはdoingベースで接していませんか?その人の行為や行動のみに意識を向けているという事ですね。

人は承認欲求という欲求を誰しもが持っています。承認欲求は自分自身の存在が認められる事で満たされていく性質を持っています。ようはdoingよりもbeingが認められる事の方が、承認欲求を満たす上ではるかに大切だという事ですね。

②相手のbeingを大切に扱う

相手を1人の人間として尊重し、相手の話に耳を傾けるとは、相手のbeingを大切に扱うという事です。その人のあり方に耳を傾け、尊重し、認める姿勢を持つ事で相手と人として対等に接する事が出来て来ます。

とはいえ、じゃ、どうすればいいの?具体的には?とあなたの中で疑問が沸き上がって来ているかもしれませんね。次の章ではそこら辺のテクニックを具体的にお伝えさせていただきますね。

4.ストレスを克服する4つのステップ

この章では相手を1人の人間として尊重し、苦手意識を克服し信頼関係を築くための簡単な方法をお伝えさせていただきますね。簡単ですが習慣化することで大きな効果が期待出来る方法です。

①イメージの中で肩に手を組む

いくら思い込みと事実を切り分けたとしても、苦手意識がある人と話をする時は、心理的距離が開いてしまう事は仕方がありません。その心理的距離を少しでも縮める方法が今回紹介する方法です。

相手と話をする時に、相手の肩を掴んでいるイメージをしてみて下さい。たった、これだけで相手との間に感じていた心理的距離が縮まって行きます。

心理的距離とは結局自分の心が作り出している境界線です。そのため、イメージだとしても、境界線を近づけるしぐさをする事で心理的距離は急速に縮まって行きます。

②ゆりかごから墓場まで

相手を1人の人間として尊重する最も効果的な方法のひとつは相手が生まれた瞬間から死ぬ瞬間までを意識してみる事です。どんなに嫌な相手でも子供の頃を想像したり、死ぬ間際を想像したりすると、人としてのあり方に自然と目が向くようになります。

目に見えている嫌な部分ばかりではなく、その人にも人間らしいあり方があるのだという事をイメージを通してあなたの中に浸透させて行く事で、相手に対しての感じ方や接し方は大きく変わって来ます。特に、この方法は無意識的に出していたネガティブなボディーランゲージが消える効果が大きいです。

③ユア・クエスチョン

ユア・クエスチョンとは相手のあり方を聞く事に長けた話の聞き方です。主語にあなたを意識的につける事で相手の心に寄り添った質問をする事が出来ます。

  • 「あなたは何を感じていますか?」
  • 「あなたはどのような希望を持っているのですか?」
  • 「あなたは何を大切にしているのですか?」etc

事柄ではなく相手のあり方を聞いていく事で、心と心で会話をしていく事が出来るでしょう。ユア・クエスチョンを使う事で心で会話が出来るようになれば、おのずと相手との間に信頼関係が構築されて来ます。

④相手のあり方を認める

コーチングでは相手のあり方を認める認知というスキルをとても大切にしています。認知とは相手のあり方を評価・判断を交えずにただただ認めて行くのです。

  • 「ひたむきに努力をし続けてきたのを知っているよ」
  • 「だれよりも熱い気持ちを持って真剣に取り組んでいたよね」
  • 「その想いがあったからみんなが付いていこうと思ったんだよ」etc

人はあり方を認めてもらう事で承認欲求がとても満たされてくるものです。相手のあり方を認知していくという事は相手の素晴らしい面をしっかりと見出していく事につながります。相手の素晴らしい面を知れば知るほど苦手意識はなくなって行きますし、相手が抱えていたあなたに対する苦手意識も消えて行くことでしょう。

まとめ

苦手意識を克服するためには思い込みと事実を切り離して考える癖付けをして行く事が大切です。

その上で苦手意識を持った相手を1人の人間として尊重して接して行きます。相手に対しての緊張感をやわらげ、相手のあり方についてしっかりと耳を傾ける事で自然と苦手意識を持った相手との心理的距離は縮まって行く事でしょう。

まずは自分から一歩相手に対して踏み出す勇気があれば、いくらでも相手との関係性を良くしていく事は出来てきます。本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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