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こんにちは、自己実現ラボの坪井一真です。私は国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)資格を持つプロのコーチとしてビジネスパーソンやアスリートのコーチングに従事しています。

また、1日10時間の瞑想を10日間、誰とも話さずに行うヴィパッサナー瞑想を5回も経験し、個人的な瞑想時間は累計で4000時間以上

これらの経験から得た知識や洞察を基に、自己実現ラボではセルフアップデートをメインテーマに、読者がその日から変化できる内容をお届けしています。

□国際コーチ連盟認定資格 Professional Certified Coach(PCC)
□米国CTI認定CPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)

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あなたの夢を実現させるのに大切なたったひとつの方法

あなたの夢を実現させるのに大切なたったひとつの方法 自己成長のための行動と対策

私の心の芯の部分にいつまでも色あせずに残っている言葉があります。今日はその言葉をはじめにあなたに聞いて頂きたいなと。。。

「人に与えられた時間は限られている。だから、誰か他人の人生を生きて、その時間を無駄にしてはならない。

教義教理に囚われてはならない。それは他人の思考の産物とともに生きながらえている。他人の意見が生み出す騒音に自らのうちなる声がかき消されてはならない。

一番重要なのは、自分の心と直感にしたがう勇気を持つことだ。このふたつはどういうわけか、すでにその本人がなりたいものが何なのかをよくわかっている。それ以外のものはすべて二の次なのだ。」

これは2005年にスタンフォード大学で行ったスティーブ・ジョブズのスピーチです。私はこの言葉が思考というよりも心に刺さったんですよね。

そして、良くも悪くもこの言葉を人生のバイブルとして生きて来ました。良くも悪くもとは、この言葉をバイブルとした事で、私の人生は社会に良しとされているレールを大きく逸脱してしまったからです。

その事で、20代の頃から絶え間ない挫折と失敗を繰り返して来ました。いま振り返るとこの経験こそが私の人生にとっての宝だったんだなとある種の達観をして見れるんですけどね。。。

でも、当時の私にとっては周囲と価値観の違う自分自身に真剣に悩み、苦しみ、傷つき、もがき続けて来ました。どろどろとした絶望の底なし沼に何年もの間、囚われ続けていました。

そして、今だから言える事は、夢を実現するのにこんな経験しないに越したことはないという事です。

なぜ、そんな事を言えるかって?それは今の私は少なからず自分の夢を少しづつ叶えているだけでなく、人の夢をも叶える仕事をしているからです。

本日の記事では夢を実現させるためにあえて苦労の道を行く必要はないんだよという事を伝えていければなと思っています。

 

失敗は成功のもと?

 

失敗は成功のもとって言うでしょ?あの言葉って案外あてにならないんですよ。もちろん、失敗をしたことが結果的に成功につながる事はたくさんありますよ。でもね。それはね。正しい失敗をした場合に限るって事なんです。

正しい失敗は成功のもと

もう、こういう風に訂正してもらいたいくらいですもん。

誤った失敗はいつまでたっても成功のもとにはならないの。

これはね。私自身が痛いほど実感している事実です。

私なんて誤った失敗を繰り返し続けて後悔の連続でしたからね。

元陸上競技洗車の為末大さんが著書「諦める力」で書かれていた事が誤った失敗を続ける事の理不尽さを物語っていたのであなたに紹介させて頂きますね。

『やればできる』『夢はかなう』『きみには才能がある』、これまで多くの人が誰かに言われてきた言葉だろう。だが、ほとんどの人はこの言葉を信じて努力してきたにもかかわらず、成功を手にできなかったはずだ。

言葉が重荷となり、プレッシャーに負けてしまったり、やめる時期を逸してしまった人も少なくないだろう。

日本人は、この『やればできる』という言葉を好む。

しかし、言葉の意味を考えると、おかしなことに気づく。少しひねくれた意地悪な物言いかもしれないが、あえて言う。『それじゃあ、できていない人はみんな、やっていないということなんですね?』」

アスリートは二十代中盤くらいで、ある程度勝負が決まってしまう。その年齢から急激に成績が伸びて勝てるようになったり、ましてや世界記録を狙うレベルに飛躍的に成長する可能性はほとんどない。

そのあたりから、努力しても夢がかなわない自分との戦いになる。どのようにして自分を納得させるか。もしくはいつ撤退するか。こうしたことに神経を集中させていかねばならない。

『やればできる』『諦めなければ夢はかなう』というロジックだけでは、人生は辛いものになっていく。

もう少し、もう少し、とやめる時期を延ばした結果、就職するタイミングを逃してしまって、生活が立ちゆかなくなったアスリート。

成功する見込みのない競技を諦めきれずに続けた結果、結婚を約束した相手に逃げられてしまったアスリート。

気持ちを切り替えられなかったため、人生に弊害が出てしまったアスリートは、かなりの数に上る。

私自身やめるタイミングを逃してしまったアスリートと同じ境遇にいました。ずっと目指していた夢が自分の能力では何をやっても届かないという事をうすうす分かってはいたのですが、あきらめられなくてずるずると辞め時を失ってしまった投資の世界。

華やかに映る光の側面ばかりがきらきらと映し出され、自分が泥沼にはまっている事に気付かなかったんですよね。

同世代のBNFにあこがれ、投資教材だけでも数百万。毎日、毎日鬼のような努力を自らに課してもなんの進展もない日々。

でも、あきらめたら今までやってきた事が無に帰す恐怖。

ほそぼそと食べて行ける現状を捨てるのは出来ない。もう、俺にはこれしかないと、パソコンの前に座り続け部屋から出ない日々が続いて行きました。

ひとり、またひとりと友人が去り、最終的には7年間付き合って来た婚約者にも愛想をつかされ、一人ぼっちに。。。

それでも、「やれば出来る」「俺なら出来る」という根拠のない自身。。。というか、もはやそこには執着だけしかありませんでした。そう思いたいだけだったんでしょうね。

一生懸命努力をしていてもなに一つ報われることはない。そういう世界に直面した私には己のみじめさしか残っていませんでした。

私の人生の暗黒期ってとこですね。

登山家にとって夢の実現への執着は命に関わる

 

なにも実現させたい夢に対して執着してしまうのは私のような一般人だけではありません。

あなたは登山家の栗城史多さんってご存知ですか?単独・無酸素でエベレストに登頂を挑戦し続けている人です。

私は数年前、その人のドキュメント番組を見ていたんですね。物語は、エベレストに単独無酸素を挑む栗城さんの資金調達の活動から始まり、その後、チームを引き連れエベレストへ。

チームはふもとに残り、栗城さんは一人でエベレストに。チームの役目は栗城さんと絶えず連絡を取りながら、天候状況やルートを伝えたりのサポートがメインでした。

そして、物語は終盤へ。悪天候と前日の雪崩の影響でサポートチームは挑戦の断念を判断したんですね。登山をするのは栗城さんなのですが、意思決定権はサポートチームにありました。

ボクシングで言えばレフェリーのような存在ですね。サポートチームの判断こそが絶対なんです。

なぜなら、登山家に進退の判断を任せてしまっては登頂したい。夢を実現したい。という想いが執着に変わり正常な判断が出来なくなってしまう事を登山家含め全員が知っているからです。

だから、私はサポートチームが登頂の中止を宣告した時に終了するかと思っていたのですが、この時の栗城さんの意志はNO。登頂を決行するというものでした。

気温の変化や前日の雪崩、様々なシミュレーションをもとにサポートチームが出した決断を栗城さんは蹴ったのです。

もちろん、栗城さんはプロ。サポートチームの判断が絶対だという事は百も承知です。でも、今だけは止めてくれるなという怒りと、今日こそは絶対に行けそうな気がするという気持ちに気を取られ進む事を決意したんです。

単独登頂だからいくらサポートチームが止めようと栗城さんが進むのをやめなければ引き止められなかったんですよね。

ここからが壮絶でした。

「このままいったら確実に死ぬ。私らは栗城さんを死なせたくない。だから、挑戦は次回にしてほしい」と涙ながらに語るサポートスタッフリーダー。

それに対し、栗城さんは

「いま引き返すくらいなら死んでもいい。絶対に登れる確信が今日はあるんだ。俺を信じて欲しい。」

という、やりとりが延々と続けられていました。

最終的にサポートスタッフリーダーが、

「俺には全員を日本に生きて返す使命があるんです。ここで栗城さんを無駄死にさせるわけには行きません。軽々しく死んでもいいとか言わないで下さい。栗城さん。俺らの願いを聞いてください。」

もう、何言ってるか分からないほど涙ぼろぼろにしながらのリーダーの熱意に打たれて栗城さんは登頂を断念したんですね。

その道のプロですら判断を誤ってしまうほど夢の実現への執着には力があるんです。

当時の私の人生にはこのようなサポートスタッフがいなかったから、執着に身を焦がし道を外し続けてしまったんですよね。

正しい夢の実現方法

 

最近、私は島田紳助さんのDVDにはまっています。下記のDVDですね。

紳竜の研究 [DVD]

この紳竜の研究の第2章がおすすめなんですが、そこでは島田紳助さんがお笑いの世界で夢を実現するための方法論について独自の視点で語っているんですね。

感想に関しては下記の記事に詳しく書かせて頂きましたのでご覧下さい。

”https://tsubolog.com/self-branding/″

このDVDの第2章では紳助さんが若手に売れるための講義をしている内容だったのですが、衝撃的だったのが、「おそらくこの中に売れる人間はひとりもおらへんで。俺はこれを見てるブラウン管の向こう側の本当にものに出来るたった数人に話しかけてるんや」って所でした。

この講義の中で、芸人は才能×正しい訓練だと語られています。

才能は持って生まれた華で伸ばす事は出来ない。華がない人間は正しい訓練を繰り返すしかないって事を言っていました。

多くの人はバレリーナがコンクールで優勝するために毎日、上腕筋を鍛えているようなもの。そこ鍛えてどうすんの?と訓練の方向性が明らかに違っているそうです。

1+1=2って誰でもしってますよね。それはやり方を習ったから。でも、売れる人っていうのはその背景にある「どうして?」や「なぜ?」を大切にするんですって。

そこから、お笑いの根底に流れる理論を肌で理解する事が出来れば売れる確率が高くなるとの事。

でも、どんなに正しい訓練をやっても才能がなければ生き残ってはいけないのがこの世界。

だから、紳助さんは「この世界ではどんなに頑張っても売れない人間の方がはるかに多い。ただな、一生懸命この世界で正しい訓練の方法をものに出来れば、それはどこの世界に行っても自分の土台となるもの。芸人の才能はないかもしれないが、別の世界では才能があるかもしれない。自分にとっての才能と正しい訓練の方法がぴたっと合えば成功は出来る。」

って事を言われていたんですね。

そして、「だから、一生懸命やってダメな場合は引き際が大切なんやで」という事も伝えられていました。

これこそがプロの人たちが共有している生き方論なんですよね。

あなたの夢を実現させるのに大切なたったひとつの事

結論から言うと「あなたに合ったコーチをつける」って事です。

コーチをつける事で自分が本当に生きたい心の声や直感とこれでもかって向かい合うんですよね。そして、それを達成して行くために行動をし続けて行く環境が整えられて行きます。

コーチに宣言した事は達成しようという気持ちになります。そして、行動する事で一歩一歩進んでいけるんです。

その上、登山家のサポートチームの様にあなた自身が泥沼にはまっている時は、その状況をしっかりあなたに気が付いてもらうのもコーチの役目のひとつです。

さっきの栗城さんの例の様に、最終的な判断を下すのはあなたですが、ひとりでは気付くことが出来ない判断材料はコーチングを通して理解する事が出来るんですよね。

私はコーチをつけて人生が劇的に変わりました。

それは、自分で泥沼の中でもがき続けているという事をしっかりと理解できたから。私はいくら人から何を言われても、自分の正しさを証明しようと躍起になるばかりだったんですね。

でも、コーチングを受ける事で、これはやばすぎると自分で気づけたのが大きな経験でした。

まるで、北風と太陽ですよね。

人はどんなに近しくても自分以外の人の意見やアドバイスでは本格的には変わりません。自分自身で気付き方向転換するからこそ変われるんですね。

まとめ あなたの夢を実現させるのに大切なたったひとつの方法

最後に私の話に戻しましょう。方向転換してからの私はコーチと一緒に自分の本当の才能を探しにいく旅に出かけて行きました。

で、私自身はいろいろな挑戦のもと、文章を書いて表現する事や、かつての私と同じような間違った努力をし続けてもがいている人たちに気付きを得てもらう事。また、人と関わる事に直感的に響く事が分かって来ました。

それまでの私はムキムキと上腕二頭筋だけを鍛え続けているバレリーナのように無駄な努力をひたすら繰り返していました。でも、この無駄な努力をコーチングによって正しい方向に転換出来てからは人生そのものがみるみる変わって来たんですよね。

それからはとんとん拍子にコーチとしての独立も、起業もとんとん拍子に進んでいきました。また、ブログを通して様々な人とのつながりも広がって来ています。そして、そういう事を下地に次々と新たな可能性が広がり続けているのが現状です。

もちろん、まだまだ挫折や失敗はありますが、どれも正しい挫折や失敗になっているから、いつでも軌道修正する事が出来るんですよね。

もし、あなたもかつての私と同じように人生に行き詰っているとしたら、コーチングを受けて見る事をお勧めします。

下記のページでは私のコーチングを詳しく説明しています。私はあなたの未来を共に創っていくという意味で未来創造コーチングを提供しています。コーチングは提供するコーチのバックボーンがものをいいます。私自身は常に正しいトライアンドエラーを繰り返しながら成長を遂げて行く事が出来るようになりました。

もしあなたもかつての私と同じように人生に変化を起こして行きたい想いがあればいつでもお声がけ下さいね。

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